無料なのに多機能なペイントソフト『Pict Bear』を使ってみました
Webコンテンツに欠かせない画像作成。
写真画像だけでなく、テキストを画像にしたり、ナビボタンやリストマークなどサイト制作には画像がたくさん使われています…。私自身普段はphotoshopとIllustratorを使っていますが、業務中に『こんなソフトがあるよ!』と、このソフトを教えて貰いました。
実際に機能などを見てみるとなかなかいい感じです。
自分で画像を作ってみたいけど、photoshopやIllustratorはハードルが機能がたくさんありすぎてハードル高そうだなーと思っている方におすすめです!
ブラシやエフェクト、レイヤー効果など無料とは思えぬ機能が盛りだくさんの『PictBear』をご紹介します!
『PictBear』の概要
- 対応os /Windows 98 / Me / 2000 / XP/ Vista / 7(Windowsのみ)
- バージョン:2.04
- 残念ながら、PictBear はソフトウェアの開発を終了しているため、サポート対象外となるとの事です。
- ダウンロードはこちらから
『PictBear』の特徴・機能
- ①レイヤー機能
- レイヤーエフェクトあり
- ②コマンドツールバー
- 各コマンドがアイコン表示されていてスムーズに選択できます。パネルもカスタマイズ可
- ③ブラシ機能
- デフォルトに追加が可能
- ④アンドゥ(やり直し)機能
- 作業の工程を遡ってやり直せる
- ⑤アルファチャンネルに対応
- 透過画像や半透過画像の重ね合わせ可
- ⑥自動グリッド機能
- 拡大・縮小が可能
- ⑦フィルター加工機能
- さまざまなエフェクトを加え本格的な加工が可能。フィルターの追加も可
- ⑧対応フォーマット
- 以下の画像フォーマットに対応。
pbx / tiff / pcx / ras / tga / wmf / gif / j2k / jpg / jsf / bmp / png / psd
※拡張子pbxはPictBear Standard ファイルです。
さっそくダウンロードして使ってみました。
ダウンロードすると、セットアップパネルが表示されるので、入力していきます。
①好きな画像を取り込みます。今回はトリミング→背景配置。
②レイヤーを追加して背景やその他の画像、テキストなどを追加していきます。
③完成したものを書き出し保存します。このpngやjpgなどpbx以外の拡張子で保存する時は、レイヤーを統合する必要があります。
④完成です。
- フォントはご自身のPCに入っているものが反映されていて、使用することができます。
- ブラシについてはデフォルトで少ししかありませんが、簡単に追加していくことができます。
- レイヤーについては、星マークで表示/非表示の切り替えができます。
- エフェクトは通常、乗算、スクリーン、オーバーレイなど17パターンあります。
- フィルター機能は、ぼかし、シャープ、エッジ検索、カラー、特殊効果など、7パターンあります。
- 画像の書き出し保存については、レイヤーを統合する必要があります。
- PSDファイルは開けますが、AIファイルは開けません。(パスツール機能がない為)
感想
これだけのツールや機能で無料なのはすごいです。
簡単な画像作成はもちろん、ちょっと凝ったものも十分作ることが可能です。photoshopやIllustratorは買わないけれど、画像は作りこみたいと思う方は、ぜひお試しください。