インターネットはパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットなど様々な端末から、いつでもどこでもアクセスできる時代になりました。医療機関の新患獲得手段としてもホームページの重要性は年々増しています。ある医療コンサルタントが複数の診療所のアンケートを分析したところ、新患の来院きっかけのおよそ六割が「ホームページを見て」という結果だったそうです。
ホームページというのは、患者さん自身(あるいはご家族)が自分の意思で探さなければ見つけられません。看板やチラシと違って、ホームページは閲覧された時点で、新患となる可能性が非常に高いのです。
ホームページは、それ単独で強い広告効果をもっている媒体ではありません。特に開設当初は、検索エンジンの順位も低く、インターネットでホームページを探すことが大変です。
しかし、看板やチラシ、インターネット広告などで見る機会を増やすことで、ホームページは効果の高い広告媒体となります。
ホームページは看板と違い、「設置したらおしまい」ではありません。ホームページはインターネット上の受付だと思ってください。どの医療機関も受付の植物の面倒をみたり、患者さんへのお知らせを貼りかえたり、受付はこまめに手を入れているはずです。ホームページも同じです。
ホームページが受付と違うのは、まだ患者さんでない方も目にするということです。こまめな更新をして、患者さんの役に立つ情報を発信することで、「病気のときはこのクリニックに行ってみようかな」となるのです。